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クロムクロ 第26話レビューその2 五年後

第26話 侍 は振り返らず 続き [ 公式サイト ] 剣之介とムエッタ,ゼルは枢を使ってゼルの星に旅立ち,由希奈とソフィーは地球に残る。 学校での映画観賞会。剣之介の希望通り続きを撮影して映画は完成した。映画の最後は剣之介の裸踊りの後,満面の笑顔。涙する由希奈。 5年後。ゼルの残したデータで黒部型調査航宙艦1番艦くろべが完成。火星を経由して,射手座 Χ(カイ)1星系のゼルの星に向かう。由希奈とソフィーは宇宙船のクルーとして剣之介の元に出航。 第1話の由希奈の進路希望は叶ってる。すごい伏線。で終わり。 5年後に宇宙船で剣之介の元に向かう由希奈。ゼルの星での剣之介達の状況は分からないものの,ハウゼン博士のくれたペンダントで生死を確認できるってものイイ。さらに続きが見たくなる,最高に良い最終回でした。 「お父さん。行ってくるね。」 「世界を震撼させたあの事件から早5年。エフィドルグと戦う青馬剣之介達を調査,支援するための船が,ついに完成しました。」 「お母さん,由希ねぇ もう行っちゃうよ。」 「火星に行ったら,帰って来なさいね。」 「火星はただの中継地だから。。。」 「由希奈,そろそろ。」 「お母さん,今まで育ててくれてありがとう。」 「行ってらっしゃーい。」 「ちゃんと捕まえて来いよ。」 みどころ それぞれ皆の5年後をEDが流れる中で見れたのは,すごく良かった。 本編で出てきたのは,由希奈とソフィー,セバスチャンは,くろべのクルー。母親 洋海は宇宙船開発で研究者に復帰。和尚と小春は変わらず。美夏はTVレポーターといったところ。 「これが赤い間は,青馬君は生きているでしょう。」 第26話 その1 ◁ 前へ

クロムクロ 第26話レビュー 最終回

第26話 侍 は振り返らず [ 公式サイト ] ゼルの星でエフィドルグとの最後の戦いが始まるため,剣之介とゼル,ムエッタは枢を使ってワームホールを開き,加勢に行く計画を立てていた。 由希奈は学校で美夏とソフィーに剣之介との別れを相談する。美夏の提案で,由希奈も一緒に行けるようにいつものメンバーで協力することに。 由希奈はメンバーと研究所に侵入する。美夏とカルロスはマスコミを連れて押し寄せ,赤城は発煙筒で騒ぎを起こす。その間にセバスチャンの案内で由希奈はメドゥーサに乗り込み,クロムクロを抱えて持ち出す。 剣之介達は調査官 キャリーの策略で兵に囲まれる。スマホで連絡を取り合っていた由希奈は,メドゥーサで壁に穴を開けて逃げ道を作り,剣之介とムエッタはクロムクロに乗り込む。ソフィーは一緒に戦いたいとゼルに申し出るが,断られる。 ゼルはエフィドルグの母艦に乗り込み,枢を再び開く操作をする。全てを察して協力するポーラへ情報の詰まったリディを残していく。 枢は前回の急停止で傷んでおり,次の起動で恐らく破壊する最後のチャンス。剣之介とムエッタのクロムクロを,ゼルのクロウが運ぶ。そこへ由希奈はメドゥーサで掴まり,一緒に行こうとする。 トムとシェンミイは,オーガでこれを阻止する。由希奈のメドゥーサは,オーガの剣を受けて落下。クロムクロは空中戦でオーガを一刺しして,枢に入る。由希奈は枢に入ることができず,ここで別れとなる。 ついに最終回。仲間と協力した由希奈のかけ落ちから,オーガとの対決まで,てんこ盛りの内容でした。剣之介はゼルの星へ行き,由希奈と別れを迎えることに。でも,話はまだ続きます。 [ その2 ]につづく。 「ね,なんかあったの? 話せる?」 「さよならだって。」 「どこまで侍なんだか。」 「あいつは,そういう奴だよ。」 「剣ちゃんだって,死んじゃうかもよ!」 「私が命に代えても守るし!」 「しょうがねぇなぁ。由希奈のかけ落ち 手伝ってやるか。」 「だが,由希奈はどうするのだ?」 「連れては行けませぬ。」 「許せ。私の命,そなたに預けよう。」 「おぉ,純! 元気だったかい。」 「元気 元気。」 「元気? 電話で話すのって,初めてだよね。」 「それって,俺の流儀じゃねぇんだよなぁ。俺

クロムクロ 第25話レビュー 新たな決意

第25話 鬼の見た 夢  [ 公式サイト ] ゼルの星では,対抗勢力がエフィドルグとまだ闘っていることを,洗脳した隊長レフィルから聞き出す。また,辺境矯正官は先遣隊が捕獲した人間の情報を元に作られたもので,任務完了後に処分される運命だったことも分かる。 エフィドルグに勝利したことで,黒部を覆っていたシールドが解除され,外部との通信が回復。元の生活に少しづつ戻り始める。 祝勝ムードの中,ハウゼン博士はエフィドルグのナノマシンを分析。剣之介やムエッタは不老不死であることが判明。エフィドルグの高いテクノロジーに関わるものは,人類にとって危険と判断される。 450年前の出来事をゼルは話す。エフィドルグの先遣隊が新たな星を求めて飛び立ったをの見て,ゼル達は船を奪い衝突させた。その落下先が地球だった。鷲羽の城の者で唯一生き残っていた雪姫と剣之介を助け,奪ったクロムクロでゼル達と共に戦っていた。 ムエッタには,ゼルの星で生まれ育った記憶が植え付けられていたことが分かる。ゼルは故郷への思いを馳せ,ムエッタは自分の記憶の故郷を一度見たいと願う。 剣之介は研究所の立入り制限を受けるようになる。また,ムエッタは,首にスタンチョーカーを付けられ,ハウゼン博士から能力を制限する薬を投与されていた。ムエッタや剣之介の自由は奪われ始めていた。 母親 洋海も研究所を解雇される。剣之介はゼルと相談を始める。由希奈も剣之介との別れを感じ始める。 エフィドルグを倒して,ハッピーエンドで終わらないとこが,ちょっとリアルなストーリー展開。エフィドルグに関わる力を国連は危険と判断。ヒーロー達は居場所を失っていく。最終回に向けて,グッと切なくさせる回。 「剣之介も由希ねぇも,合戦の最中でござるぞ!」 「由希奈 ありがとう!」 「私は作られた存在なのか?」 「俺でよければ,いくらでも裸で踊ってやるぞ。」 「マジで? 剣ちゃん脱ぐの? 見たい見たい!」 「私が乗る。」 「俺としちゃ,お前だけは御免なんだが。」 「雪姫様を救い,この俺に戦う機会を与えてくれたことにお礼を申し上げる。」 「例えそれが偽りの記憶だとしても,本当にあるというなら,この目で見てみたいものだ。」 「由希奈,彼の事は忘れなさい。」 「由希奈,明日俺に付き合え。

クロムクロ 第24話レビュー プロポーズと最終決戦

第24話 血 戦の黒部ダム [ 公式サイト ] ムエッタは真実を知るため,エフィドルグとの闘いに協力するとグラハムへ申し出る。戦力に乏しい状況のグラハムは快諾。ソフィーもGAUS 1に乗ることになる。 剣之介と由希奈は,おむすびで出撃前の腹ごしらえ。剣之介は由希奈を嫁にすると宣言。 いよいよ決戦。クロムクロとGAUS 1が先行して闘っている間に,ムエッタがメドゥーサを奪取。トムとシェンミイはドワーフで基地内に潜入し,指令室を奪還する。 トムはフスナーニが乗っていたロングアームと契りを交わし,搭乗する。セバスチャンも生きていて,ゲリラ戦でソフィーを助ける。 ミラーサのスパイダー,ヨルバのブルーバードを倒したところで,ついに隊長レフィルの大型グロングル オーガが登場する。オーガがムエッタを狙ったところで,トムのロングアームが助太刀参上。 オーガの4本のアームをそれぞれ4機で相手している隙に,由希奈が槍を放ち,オーガを倒す。 間一髪で母艦へ脱出した隊長 レフィルをゼルが倒す。指揮官は一世代前の辺境矯正官がなっていて,レフィルはゼルの星の者のコピーであった。ゼルはナノマシンを使ってレフィルを洗脳し,枢を止めさせる。 エフィドルグの大規模な矯正艦隊の襲撃は防げたが,枢がなくても224年後には地球に到達できると分かる。 ついに最終決戦の戦闘回。第21話での圧倒的な敗北から,逆転の大勝利。エフィドルグ隊長 レフィルのオーガは,由希奈が倒し大活躍。 「なんだかんだ言って,あんたキモ座ってるよね。ちゃんと帰ってくるんだよ。」 「一太刀目をスウェーでよける。その癖は治っておりませんな,お嬢様。」 「やはりGAUSは複座の方がよろしいようで。」 「良いのか? グロングルと契りを交わすということは,人成らざる者になるということだぞ。」 「自分かわいさに戦友を見捨てるだと? 冗談じゃねぇ,それこそ人でなしだ!」 「純粋に力負けしている。どうする?」 「そなたは,ここで休んでおれ。」 「指揮官は一世代前の辺境矯正官を使うようだな。」 みどころ 戦闘シーンも迫力でしたが,今回は剣之介のプロポーズ。 「由希奈,お前の命を俺にくれ。」 「え,嫌。」 「私の命は私のだけど,あんたになら預けて

クロムクロ 第23話レビュー 映画撮影でバカ騒ぎ

第23話 雪に唄う 蛙  [ 公式サイト ] 学校は研究所の仮設本部や住民の避難所に使われることとなったが,やることのない生徒たちも皆 登校していた。なんと,由希奈の家で一緒に生活中のムエッタも制服を着て初登校。 剣之介は武隈(たけくま)先生から進路指導を受ける。この現代でどうやって生きていくか悩んでいる剣之介に対して,自分にしかできないことをすべきとアドバイスを送る。 仮設本部では,ゼルがエフィドルグの目的を研究所メンバーに説明する。しかし,残された戦力はクロムクロとGAUSのたった2機。トムはゲリラ戦を提案する。 カルロスが台本を書き上げ,映画を撮ることに。みんなは忘れていたが,温泉に行ったとき(第18話)の冗談話を受けて,カルロスはずっと台本を製作していた。 グラウンドで映画の撮影開始。トムとシェンミイも乱入して,戦の前にバカ騒ぎ。 最終決戦を前に最後の のんびり回。温泉回の何気ない会話が伏線で,はちゃめちゃな映画撮影。 「な,何用ですか?」 「ゲリラ戦ですよ。SASの少佐なら,いくらでもネタはあんでしょう。」 「せめてもう1機大型ジオフレームがあれば。。。」 「湖の底に1機ある。」 「てか,マジでそっくりさんだよね。」 「ご先祖様だし。」 「私には本当に何も無かったのだな。」 「何を悩む必要があるのです?」 「鷲羽の雪姫もエフィドルグのムエッタも,ただの属性です。あなたは意思を持つ人間なのでしょう。」 「そうそう。私も食べすぎちゃった後,超不安になるし。」 「体重,ですか。」 「なんか,デジャブ?」 「戦の前は,皆でバカ騒ぎをしたものです。」 「私は,白くて小さな生き物になりたい。」 「俺の前に立ちふさがる奴は,何人たりとも斬る!」 「アチョー!」 「この悪党は私が倒す!」 「なぜ撮らない?」 「え?」 「確かにこれは益体のない事だな。」 「だが悪くない。気持ちの良いものです。」 「はいはーい。悪霊1名様追加。」 みどころ 冒頭から,制作した映画のシーン。小春が提案したキョンシーがフィナーレ? 「やはり,あなただったのですね。」 「私はみんなの願いを叶えただけ。」 「誰も居なくなってしまった。

クロムクロ 第22話レビュー ムエッタの介抱

第22話 鬼が 哭 いた雪中花 [ 公式サイト ] 研究所を退去したメンバーは,高校に仮設本部を設立。付近は黒部を中心に半径5kmのシールドで覆われ,エフィドルグによって完全に封鎖されていた。 セバスチャンは戦死したと思われて献花台に写真が添えられ,悲しむパイロットメンバーたち。 一方,リタなどマイクロ装置で洗脳された基地職員たちは,エフィドルグのために研究所の地下で枢石の最終組立を行っていた。 剣之介と由希奈は,ムエッタと一緒に帰宅。家には母親 洋海と一緒にゼルも来ていた。ゼルから父親 岳人の最期について聞く。岳人はエフィドルグのことを世に知らせようと下山した途中で遭難死していた。 ムエッタは翌日早朝に白羽家を抜け出る。ムエッタを捜索する剣之介と由希奈。エフィドルグによって枢石は臨界を向かえ,シールド内の気温が低下。黒部に季節外れの雪が降り始める。 由希奈はムエッタを捜索している最中に足を滑らせ雪山で気絶。ムエッタが助けて,冷え切った由希奈の身体を裸になって自分の体温で介抱する。気が付いた由希奈は,ムエッタから枢石によってエフィドルグの本体がもうすぐ押し寄せることを聞かされる。 自分の居場所を失ったムエッタのお悩み回。今まで非情なエフィドルグの戦士だったムエッタの心が揺らぐ。 「良くまぁ,生き残ったもんだよ。」 「えっと,どっちが由希ねぇ?」 「リディは,私が故障していたのを拾い修理して,身の回りの助けや乗り物代わりに使っている。」 「8年前の事だ。」 「念のために言っておくが,私は人を食べたりせん。」 「彼,研究に夢中になると他の物は目に入らなくなっちゃうから。」 「まったく,気まぐれな生き物だ。」 みどころ 雪山で倒れていた由希奈を裸で介抱するムエッタ。戦国時代の標準的な方法? 「寒いよ。お父さん。」 「気が付いたか。」 「ムエッタさん。」 「何で私,裸?」 「ムエッタさん,何であなたも裸なの?」 「良く分からないけど,剣之介が心配してたから,ほっとけないじゃない。」 「考えてみれば,何故あの者達を仲間だと思ったのかも,今は分からぬ。」 「お前たちと一緒にいると,ここが苦しくなる。」 「だから私は,どこへ行けばいいのだ。。。」

クロムクロ 第21話レビュー セバスチャン散る

第21話 牙城の 落 ちる日 [ 公式サイト ] エフィドルグの母艦から由希奈を救出した剣之介とムエッタは無事に研究所に帰還。ムエッタは再び拘束される。クロウでクロムクロを救ったゼルが,みんなの前に姿を現す。ムエッタは雪姫の遺伝情報からエフィドルグのプラントで作られたクローンであると,ゼルは話す。 降下してきたエフィドルグの母艦から,大量の敵機が研究所に降り立つ。クロムクロとGAUS 3機で迎え撃つ。クロムクロにはゼルのクロウが合体。 クロムクロはブルーバードと空中戦。GAUS 2号機のセバスチャンは,スパイダーと対戦して刺される。GAUS 3号機のシェンミイは,加速装置を持ったロックヘッドと対戦して破壊される。結局残ったのは,ヘッドレストを退治し続けたトムの1号機のみ。ヘッドレストは基地内に侵入を開始し,総員退却命令が出る。 巨大な支柱を次々に突き刺して黒部地域を取り囲む。また大量のカクタスが基地内に侵入し,人々にナノマシンを植え付け始める。 爆風で横転した車の中にムエッタが閉じ込められていた。懸命に救出しようとするソフィー。そこに赤城たちも駆け付け,みんなで救出する。 セバスチャンのGAUS 2号機はスパイダーを巻き添えにして自爆。ソフィーは脱出するバスの中で目撃することに。 いよいよ母艦が降下してきて大戦。圧倒的に強いエフィドルグの回でした。GAUSは2号機と3号機がやられ,セバスチャンの生死も不明。 「お嬢さんは無事帰還されました。お元気です。」 「由希ねぇは,帰ってきたの?」 「執事として,ソフィーお嬢様の名を辱めぬよう戦って参ります。」 「期待してます。」 PA WORKS。 「ソフィー何やってんだ! 敵がもうすぐそこまで来てるんだぞ。」 「ですが,この人が。。。」 「みんなでやった方が早いって!」 「エフィドルグに安寧(あんねい)を。」 「離せ,こいつ。」 「無傷でお帰しする訳にはいきません。一槍,ご馳走差し上げます。」 「セバスチャーン!」 「剣之介,あそこ!」 みどころ シェンミイのGAUS 3号機がついに登場。1回限りで大破してしまったが,カンフー対決はスゴかった。 第20話 ◁ 前へ 第22話 ▷ 次へ