クロムクロ 第26話レビュー 最終回
第26話 侍は振り返らず [ 公式サイト ]
- ゼルの星でエフィドルグとの最後の戦いが始まるため,剣之介とゼル,ムエッタは枢を使ってワームホールを開き,加勢に行く計画を立てていた。
- 由希奈は学校で美夏とソフィーに剣之介との別れを相談する。美夏の提案で,由希奈も一緒に行けるようにいつものメンバーで協力することに。
- 由希奈はメンバーと研究所に侵入する。美夏とカルロスはマスコミを連れて押し寄せ,赤城は発煙筒で騒ぎを起こす。その間にセバスチャンの案内で由希奈はメドゥーサに乗り込み,クロムクロを抱えて持ち出す。
- 剣之介達は調査官 キャリーの策略で兵に囲まれる。スマホで連絡を取り合っていた由希奈は,メドゥーサで壁に穴を開けて逃げ道を作り,剣之介とムエッタはクロムクロに乗り込む。ソフィーは一緒に戦いたいとゼルに申し出るが,断られる。
- ゼルはエフィドルグの母艦に乗り込み,枢を再び開く操作をする。全てを察して協力するポーラへ情報の詰まったリディを残していく。
- 枢は前回の急停止で傷んでおり,次の起動で恐らく破壊する最後のチャンス。剣之介とムエッタのクロムクロを,ゼルのクロウが運ぶ。そこへ由希奈はメドゥーサで掴まり,一緒に行こうとする。
- トムとシェンミイは,オーガでこれを阻止する。由希奈のメドゥーサは,オーガの剣を受けて落下。クロムクロは空中戦でオーガを一刺しして,枢に入る。由希奈は枢に入ることができず,ここで別れとなる。
ついに最終回。仲間と協力した由希奈のかけ落ちから,オーガとの対決まで,てんこ盛りの内容でした。剣之介はゼルの星へ行き,由希奈と別れを迎えることに。でも,話はまだ続きます。
[ その2 ]につづく。
「ね,なんかあったの? 話せる?」
「さよならだって。」
「どこまで侍なんだか。」
「あいつは,そういう奴だよ。」
「剣ちゃんだって,死んじゃうかもよ!」
「私が命に代えても守るし!」
「しょうがねぇなぁ。由希奈のかけ落ち 手伝ってやるか。」
「だが,由希奈はどうするのだ?」
「連れては行けませぬ。」
「許せ。私の命,そなたに預けよう。」
「おぉ,純! 元気だったかい。」
「元気 元気。」
「元気? 電話で話すのって,初めてだよね。」
「それって,俺の流儀じゃねぇんだよなぁ。俺,嘘流したことねぇし。」
「俺は,目の前の真実しか流さねぇぜ。」
「ゼル,私を纏い手にして下さい。私も一緒に戦います。」
「人類の為にしてくれたことは感謝しています。なのに。。。」
「君のような人がいる限り,私の行いは無駄ではなかったと思える。」
「さすがは俺の嫁。」
「まだ あんたの嫁じゃないし。」
「そなた達を見ていると,本当に飽きないな。良いではないか。」
「あんた何やってんの! すぐ降りなさい。」
「お母さん,私 剣之介と一緒に行く。」
「そう。あんたが決めたことなら,最後までやり通しなさい。」
「私 追いかけるから。絶対追いつくから。」
「待っておるぞ。」
「お前,命令を遂行する気,無かったろう。」
「お前もな。あばよ,クソ侍。」
みどころ
トムとシェンミイが操縦するオーガとクロムクロの最後の対決がイイ。最終回でもちゃんとバトルシーンを盛り込んでるトコがスゴい。
「俺は,未来に怯える世を無くしたいのだ。」
「俺達は今に生きることを拒絶されたのだ。その俺達が,未来に生きるとて,何をはばかることがあろう。」
「上だ!」
[ その2 ]につづく。