クロムクロ 第25話レビュー 新たな決意

第25話 鬼の見た [ 公式サイト ]

  • ゼルの星では,対抗勢力がエフィドルグとまだ闘っていることを,洗脳した隊長レフィルから聞き出す。また,辺境矯正官は先遣隊が捕獲した人間の情報を元に作られたもので,任務完了後に処分される運命だったことも分かる。
  • エフィドルグに勝利したことで,黒部を覆っていたシールドが解除され,外部との通信が回復。元の生活に少しづつ戻り始める。
  • 祝勝ムードの中,ハウゼン博士はエフィドルグのナノマシンを分析。剣之介やムエッタは不老不死であることが判明。エフィドルグの高いテクノロジーに関わるものは,人類にとって危険と判断される。
  • 450年前の出来事をゼルは話す。エフィドルグの先遣隊が新たな星を求めて飛び立ったをの見て,ゼル達は船を奪い衝突させた。その落下先が地球だった。鷲羽の城の者で唯一生き残っていた雪姫と剣之介を助け,奪ったクロムクロでゼル達と共に戦っていた。
  • ムエッタには,ゼルの星で生まれ育った記憶が植え付けられていたことが分かる。ゼルは故郷への思いを馳せ,ムエッタは自分の記憶の故郷を一度見たいと願う。
  • 剣之介は研究所の立入り制限を受けるようになる。また,ムエッタは,首にスタンチョーカーを付けられ,ハウゼン博士から能力を制限する薬を投与されていた。ムエッタや剣之介の自由は奪われ始めていた。
  • 母親 洋海も研究所を解雇される。剣之介はゼルと相談を始める。由希奈も剣之介との別れを感じ始める。

エフィドルグを倒して,ハッピーエンドで終わらないとこが,ちょっとリアルなストーリー展開。エフィドルグに関わる力を国連は危険と判断。ヒーロー達は居場所を失っていく。最終回に向けて,グッと切なくさせる回。


「剣之介も由希ねぇも,合戦の最中でござるぞ!」


「由希奈 ありがとう!」


「私は作られた存在なのか?」


「俺でよければ,いくらでも裸で踊ってやるぞ。」
「マジで? 剣ちゃん脱ぐの? 見たい見たい!」


「私が乗る。」
「俺としちゃ,お前だけは御免なんだが。」



「雪姫様を救い,この俺に戦う機会を与えてくれたことにお礼を申し上げる。」


「例えそれが偽りの記憶だとしても,本当にあるというなら,この目で見てみたいものだ。」


「由希奈,彼の事は忘れなさい。」


「由希奈,明日俺に付き合え。」


「うん。」





みどころ

何度見てもイイ。初めて見たときは,エフィドルグを倒した後のラスト2話はどうするの?なんて思いましたが,まだ展開します。EDが流れた後のCパートが何とも切ない気持ちに。


「どうしても行かなきゃいけないの?」
「ゼルさんの星に,二人を連れて行ってあげるんでしょ?」



「小春も大きくなったし,お母さんもクビになったし大丈夫かな。うん。」


「そなたを連れて行く気はない。」
「え?」




「救ってもらった命,託された思い,施された恩義に報いねばならぬ。俺は武弁なのだ。すまん。」






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